長女と過ごした日

ある日、

私も仕事が休みだったので、

少し風邪気味の長女だけ

保育園を休ませた。

 

車に乗り、

下の子2人を保育園に送り届け、

1人車に残った長女を見ると、

なんだかとても嬉しそう。

 

「今から買い物行こっか?」

と笑顔で言ってきて、

承諾すると、

車内では終始ルンルンな様子。

 

やたらと

「抱っこ」

「靴下脱がせて」

「ご飯食べさせて」

と甘えてくる姿に、

今日は、

できるだけ応えてあげようと思った。

長女はすごく嬉しそうで、

普段、いつも我慢させてるんだな、

と改めて感じた。

 

大きくなったな、と思ってたけど、

まだまだ小さく、

小さいながらに空気を読んで

下の子のお世話もしてくれる長女。

 

”いつも、ありがとうね”

と伝えた。

長女は”うん”と言って、

ニコニコしていた。

 

普段、子供3人連れてるから、

長女1人と過ごすと、

心に余裕ができて…

時間もゆっくりに感じて…

たくさん手を繋いで、お話して過ごした。

 

 

たまには長女を甘えさせてあげよう!

長女の心のケアしてあげなきゃ。

って思っていたけど、

 

気づけば、

私の方が癒されていた。

 

 

 

健康でいたい

2013年夏、

私は20歳代半ば。

 

職員健診に引っかかり、

”なにもないだろう”

となぜか自信満々でしたが、

 

精密検査の結果、

肝臓に6cm大の腫瘍があることが分かりました。

 

腫瘍という言葉と、腫瘍の大きさに、

驚き、

”私死ぬのかも”

と一瞬思いましたが、

 

どこか自分のことではないような…

不思議な感覚でもありました。

 

専門の医師にも診てもらい、

正直、悪性の可能性もゼロではないが、

限局性結節性過形成(FNH)という

”良性の血管腫”だろう。との診断。

 

色々と説明を受け、

医師が言うなら…と

納得はしましたが、

悪性の可能性が少しでもあることに

ずっと不安がありました。

 

腫瘍が発覚してから今年で9年経ち、

数日前、

定期検査に行ってきました。

 

今の腫瘍の大きさは7.5cm

やや腫瘍が大きくなっていることは

気になりますが、

血液データは正常で、

しばらくはこのまま経過観察となりそうです。

 

 

これから

何事もなく、ずっと元気でいたいな。。

健康でいたいな。。

 

と改めて思う日でした。

 

 

 

1人目の出産

はじめての出産で

助産師の言葉に傷つき、

今も心に残っている話です。

 

4年前、

私は1人目の子供を出産しました。

それは予定日の3日前、健診の日でした。

診察の結果、羊水が減少していることが分かり、

そのまま入院し、

誘発分娩をする準備が始まりました。

 

私は不安もありましたが、

赤ちゃんは元気だから心配ないよ。と

先生に言われていたので、

子供にもうすぐ会える!

という気持ちの方が大きく

ワクワクしていました。

 

その数時間後の、

夜9時頃、陣痛が始まり、

モニターを装着している関係から

ベッド上で、仰向けに体勢を保持するよう言われていたのですが…

 

私は想像をはるかに超える痛みで

ややパニック状態。

呼吸も荒くなり、

痛みで体がよじれて身の置き所がなく、

痛い、痛い、と泣き言ばかり言っていました。

 

その時の助産師は、忙しかったのか、

もちろん私とお腹の赤ちゃんのために

言われていたのだと思いますが…、

「本当の陣痛はこんな痛みじゃない。」

「こんな痛みで痛いって言っていたら出産できないよ」

「赤ちゃんの方が苦しいんだから、しっかり呼吸して。」

「(赤ちゃんの心拍を測る機械を付けていたので)

 赤ちゃんの心拍が分からなくなるから体を動かさないで!」

と繰り返し強い口調で言われました。

 

私はこれ以上の痛みがくる恐怖、

頼りたい存在である助産師の態度に、

落ち着くどころか、さらに呼吸が荒くなり

今思うと、完全にパニック状態でした。

 

陣痛が続く時間は、

それはそれは、長く感じましたが、

陣痛が始まってから約13時間後、

子供は無事に産まれてきてくれました。

 

産まれてきた瞬間、

「かわいい!」

と泣きながら言ったのを覚えています。

その次に、

「ごめんね、苦しかったね。」と

思わず子供に申し訳ない気持ちにもなり

謝っていました。

 

陣痛中にかけられた助産師の言葉が頭に焼き付いて

”赤ちゃんのために私、頑張れてなかったな”

”母親としてダメだな”

”こんな私がこの子を育てていけるのかな”

と、後悔と自分を責める思いが多く残る出産となりました。

 

そしてこの辛い思いは今も残っています。

 

ただ、2人目、3人目の出産を経て、

考え方は少しずつ変わってきました。

 

夫が転勤族であるため

3人それぞれ違う産院で出産したのですが、

2人目、3人目での出産では

「痛いですね。」

「上手にできてますよ。」

「がんばってますね。」

と、穏やかに前向きな言葉をかけられての出産でした。

 

陣痛の痛みは何回経験しても

壮絶な痛みでしたが、

”私はがんばってこの子を無事に出産することができた”

"私、よく頑張った"

と前向きな気持ちになり、

自信に繋がりました。

 

出産する時にかけられる言葉で、

その後の思いがこんなにも違うんだな。

と実感しました。

 

お腹の中で人1人育てて、命をかけて出産する。

そして生まれた子供を守って育てる。。。

これって、親なら当たり前のことかもしれないけど、

でも、やっぱり凄いことで、

こんなに頑張っている自分を

褒めてあげよう。

頑張っていることを認めてあげよう。

時々怒る自分も、受け入れよう。

と思うようになりました。

 

私自身が自分を大切にしていたら、

きっと子供達も自分を大切にできる人になるはず!

 

 

1人目の出産、

思い出すと色々な気持ちが溢れそうですが、

これから少しずつ、

辛かった経験としてではなく、

"幸せな思い出"として残していきたいです。

肌トラブル

若くて独身の頃の私は

値段が高ければ効果もあるはず!

と、とてもいい化粧品を

使っていました。

しかし、

そんなにお金が続くわけもなく…

現実を分かってきた私は

身の丈にあった化粧品に変更。

それでもお肌については気にかけてきました。

 

元々、肌トラブルといえば、

シミはほとんど気になったことはなく、

吹き出物に悩まされていました。

 

3人目の子供を出産した頃、

シミが頬全体にポツポツと目立ち出し、

気になりだすと、日々濃くなっていくように感じました。

 

これは出産のせいかも!と

急いで皮膚科を受診しました。

 

しかし、

先生の診断は出産によるシミではなく、

日焼けによるシミだと診断されました。

自分が気づかないうちに

どんどん悪化していたのかもしれません。

 

私はこれまで日焼け止めをしっかり塗り、

スッピンで出かけたことはほとんどなかったので、

これまで頑張ってきたのはなんだったんだ。

と、すごく落ち込みました。

 

結局、シミに対しては光治療を勧められ、

現在月に1回治療に行っています。

3回目を終えた現時点での変化は…

ほぼないです。泣

あと残り2回治療しても効果がなければ、

次のステップに移り治療をすると言われています。

 

私の通っている病院の光治療は1回8000円です。

次のステップの治療をするとなれば、

また高額な金額になりそうなので、

一旦諦めようかな…と考えています。

 

これからさらに年齢を重ねていくのに、

このシミと付き合っていくと思うと、悩むな。

と鏡を見るたびに思います。

 

できれば綺麗な妻、母親でありたい。

でも現実問題、なんでもお金がかかります。

 

まずは光治療の効果が出るように祈り、

これ以上シミができないよう、

今できることを続けようと思いました。

 

年齢を感じる事がここ最近多くありますが、

できるだけ受け入れて、

自分と上手に付き合っていきたいです。

 

 

心の整え方

日々の起こったこと、

考えたこと、

モヤモヤしている時や

なんてない日も、

私は、日記に書くようにしています。

 

子供を保育園に迎えにいくまでの

少しの時間や、

夜、一人で過ごせる時間に、

ゆっくり座り、

 

思いついたことを

黙々と書き、

自分に向き合うようにしています。

 

そうすると、

自分の心のモヤモヤの原因が

徐々に明確になっていきます。

 

そして、時々、

何気ない、なんてない日々に対する

感謝に気づくこともあります。

 

モヤモヤした気持ちを、

解決するためにはどうしたらいいのか。

どう自分の気持ちを切り替えたらいいのか。

まず、自分はどうしたいのか。

 

書いているうちに、

心が整理され、

気持ちが軽くなり、前向きになっていくのを感じます。

 

上手く解決できなくても、

何が問題なのか、

何が引っかかっているのか、

明確にすることができます。

 

書くときに

意識していることは、

・自分の気持ちは正直に書く。

・解決策はできるだけ、前向きに、ポジティブに持っていけるように意識する。

この2つです。

 

元々マイナス思考で、

ネガティブな性格でしたが、

これを意識して書いているうちに、

少しずつ前向きに物事を解釈できるように

なってきたような気がします。

 

妻であり、母親である私の存在、

家ではやはり大きいと感じます。

つまり、

私の機嫌が良い方が家の雰囲気はとてもいいです。

 

そう思うと、

前向きな考えで、

機嫌よく自分が過ごせるよう、

そして、一緒にいる家族もそうであるように、

努力しよう。

と考えるようになりました。

 

 

これからも

日記を書くことで

自分と向き合い、

心を整理し、

前向きな気持ちを持って。。

 

また明日から頑張っていきたいです。

 

 

 

仕事

私は看護師です。

元々看護師になることが夢だったので、

学校生活での勉強や実習を経て、

国家試験に合格できた時にはすごく嬉しかったです。

 

当たり前なのですが、

看護師は人の命に関わる仕事。

病気を宣告される人

治療を始める人

治療の副作用が出る人

その患者さんを支える家族

そして、治療と戦い、最期を迎える人…

看護師という職業を選ぶ中で、

病気と向かい合う人と関わることは

分かっていましたし、

看護師として支えたいという気持ちで

これまでも働いてきました。

今も看護師として働きながら、

たくさんの人と接し、

日々、たくさんの人の人生と関わっています。

 

段々と自分も年齢を重ねてきたこの頃、

自分の人生とは。とよく考えます。

これまでの人生を振り返ると、

少しの後悔はありますが、

今、自分の現状に対して後悔はなく、

むしろ幸せだと思っています。

ただ、私はこのままでいいのか?という疑問もあります。

いつかこの疑問が解決されるのか…

 

色々と考えますが、

これからの人生、

まだまだチャレンジする勇気を持って、

精一杯生きていきたい。

そう思う日でした。

夫婦での子育て

夫の会社は、なかなか定時では終わりません。

月に4、5回は泊まりの勤務があります。

そして、月に2回程は会社の飲み会があります。

 

そうすると、ほぼ毎日、

子供たちのお風呂や食事、洗濯物、全て私1人ですることになります。

慣れたの事なので、何とかこなすことはできますが、

子供たちの体調を心配しながら入れるお風呂、

湯冷めしないように急いでパジャマを着せたい私と、逃げる子供…

少しでも食べてほしいと希望を持って作る食事も、残される。

合間で保育園の荷物を整理して、

食器や水筒類の洗い物や片付け。。

 

やっと、やっと、全てを終えて、

あとは寝るだけ。となった頃に、夫は帰ってきます。

仕事を頑張ってきてくれる姿にはとても感謝しています。

それでも、あぁ…もっと早く帰ってきてほしいな。と思ってしまいます。

 

そんなある日、

夫が仕事を終えてほぼ定時で帰ってきて、

子供たちをお風呂入れてくれてくれたり、

食事を一緒にしたり。

色々と子供たちの話をしたり。

 

なんだか、毎日行っていることでも

夫と一緒にできると、

私が1人でするよりも安心感があるというか…

何だか家族で過ごせる事がとっても嬉しくて、

こうやって過ごせることが毎日だったらいいのにな。と

改めて思う日でした。

夫婦で子育てを共有できる時間が増えれば、

きっともっと、楽しく子育てができて、

充実した人生になるんだろうな。。

 

まぁ、、たまに早く帰ってくるからこそ

感じることができる気持ちなのかもしれませんが…

 

また明日からも頑張ろうと思いました。